■ 歯列矯正の概要
歯の治療といえば虫歯が思い浮かびますが、歯並びの
改善というのも歯医者にかかる理由のひとつでしょう。
歯列矯正の大きな目的は、咬み合せの悪さを治すこと
です。他にも、審美性を保つこと、顎口腔機能を回復
させること、なども目的です。矯正によって歯を移動
させるか、上顎骨や下顎骨の形態を変化させるのですが、
歯科で、歯列矯正を行う科は標榜科として認められています。
やはり、咬み合せの悪さをを修正するのが一番の目的と
なりますが、咬み合わせの悪さにも、個々の歯の位置が
不正、複数の歯の位置が不正、上下顎の歯列弓の位置関係
の不正、などがあります。こうしたものは、様々な疾患、
機能障害の原因にもなり、これを取り除く歯列矯正の役割
は大きいものです。ただ、歯列矯正を行う時期は個々の
症例によって異なり、一概には言えません。一般的に、
歯列矯正は子供から行わなければいけない、と思われがち
ですが、大人になってからでも矯正は可能です。
歯並びは顔の印象に少なからず影響するため、何らかの
悩みを持つ人も結構多いかもしれません。実際に歯列矯正
を行うには、様々な装置が用いられます。大きく分けて、
機械的な力で歯の移動や顎の成長の調整を行う機械的矯正
装置と、それ自体なんら力を及ぼさせず、患者の口腔周囲
の機能を整える機能的矯正装置、のふたつがあります。
また、矯正治療の後期になり、目的の位置に歯などが移動
した後、その位置に固定し、後戻りしないようにする事を
保定と言いますが、これも一般的に機械によって行われます。
最初に装置が付けられた時は、結構痛みがあるそうですが、
1週間もすれば何事もなかったかのように痛くなくなります。
歯列矯正を行うには、後々のトラブルを防ぐためにも、医師
の指示を守り、定期的な検診を受けることも大切です。
治療の期間がどれくらいかかるか、というのが気がかりでし
ょうが、通常2〜3年とされています。ただ、最近では新素材
や、素材の材料の改良が進歩し、より短期間で治療が行える
ようになっているようです。また、どれくらいの間隔で通院す
るかという事については、月1回くらいが一般的ですが、
2〜3ヶ月に1回という場合もあるようです。
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